Alkaloidrome
ビデオインスタレーション / 2007 / 5分ループ / 灰にプロジェクション / 500×600×300cm
能の『花筐』という作品では、恋心から意中の男性の気を引くため、あえて狂いの道へと
入って行く女性が描かれています。映像インスタレーションは見る者の時間感覚や空間感覚を含めた身体感
覚に働きかける手法です。「狂う」という感情は、一定に流れる時や空間をゆがめてしまうのかもしれな
い、という解釈のもと制作した作品です。

本作では登場人物の足の裏が実寸で提示され、作品設置面を境界に鑑賞者のいる現実世界と映像の中の世界が鏡合わせになるように設定されています。

▲制作風景