コラボレーション作品-Crack
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2003/石川智弥氏と共同制作 / 350x40xh75cm=137.8x15.7xh29.5in. /モーター,鉄,ガラス,ペンキ, ゴムベルト
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本作は、ミュンヘン大学と東京芸術大学の交流展のために石川智弥と共同制作した作品である。1分間に10cmしか進まないベルトコンベアーが壁から突き出し、会場の横幅いっぱいに設置され、鑑賞者の進路を妨害する。壁の奥のベルトコンベアーはどうなっているかわからない。低音のモーター音と、回転によって剥がれた塗料が会期中に少しずつ床に積もっていくことが、本作が非常にゆっくりではあるが、確実に稼働していることの証明に成っている。第二次世界大戦を経てドイツと日本は近代化の歴史の中でどのような道をあゆみ、その共通点、相違点、問題点は何かを問う作品である。